閉じ込められた感情に声を与えよう

セッションで大切にしていること①

Q:今、何を感じていますか?

そう聴かれて何と答えるだろう?

楽しい、ワクワクした、うれしい、幸せ、充実感、安らぎ・・・
そんな感情なら人前に出してもいいが

腹が立つ、悲しい、寂しい、憎らしい、みじめ、イライラする・・・

こういう感情はなるべく隠しておきたい。知られないようにしたい。
だから何としてでもコントロールしようとする。

我慢して、自分の中に押し込めて、まるでそんなことなかったかのように。

無視され、ないがしろにされてきた「感情」たちはときおり、
望んでいないのに突如現れて心を乱したり、周りにむき出しになったり。
そうなると、ますます「コントロールしなければ」と、さらに心の深い場所へ閉じ込めようと
やっきになる。

振り返られることのない、すっかり忘れ去られた「感情」という存在。
でも、その存在たちは知らず知らずのうちに、私たちの人生に大きく影響を及ぼしている。
私たちはそれになかなか気づけない。

なんで、いつもこうなるんだろう・・・

セッションは忘れ去られた「感情」たちの声を拾うこと。声を聴くこと。
学校では教えられなかった「感情」の取り扱いを学ぶこと。

ポジティブな感情はもちろん、ネガティブな感情でさえも、その声を聴いてあげる。
そうすることで、
・自分が何を求めているのか?
・自分が何を大切にしているのか?

こういうことが分かってくる。

過去を振り返り、当時の自分の言いたかったこと、してほしかったことを
今、しっかりと聴いてあげる。いたわってあげる。

「感情」たちに声を与えてあげることで、頭と心が一致せず、ずっと抱えていた葛藤の時間から
開放される。やりたいこと、ありたい自分がハッキリ見えてくる。

ネガティブな感情はそれを知る”羅針盤”のようなもの。

さあ、閉じ込めた「感情」に声を与えよう。

Q:今、どんな気持ちですか?
Q:その感情がもし、あなたに何かを伝えているとしたら、それはなんでしょう?

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