本当の私を知られたら、あなたは私を嫌いになるだろう
私はあなたにはふさわしくない。
私では不十分・・・
大好きな人と一緒にいて、とても幸せなはずなのに、
心の奥から楽しめない。幸せだと感じられない。
得体の知れない、何かわからない不安がいつもそこにある。
「怖れ」 例えばこんなこと。
あなたにふさわしくない。
私は役不足。私は不十分。
だからこれ以上親密になれば、本当の私を知られてしまう。
本当の私は空っぽな私。
きっと嫌われてしまうだろぅ。
この不安から逃れるように、大好きなのに心とは裏腹の態度をとってみたり、
嫌われるような行動をしてみたり。
そんなことが続いていくと、怖れていたことが現実となる。
そして大好きな人が去っていった後、こんなふうに思うのだ。
「やっぱり、私は愛されない・・・」
”愛されなかった私”は、あなたが怖れた結果。
大好きなその人との距離が近くなること。
その人心が通じ合うこと。
どうして、不十分だと感じるんだろう?
どうして、本当の私は嫌われると思うんだろう?
それは、真実なんだろうか?
大好きなその人を信頼するって、
自分のことを信頼することでもあるんだ。
もうそれは、それは反射的にやってました、私。
そのころは、「怖れ」てるなんて全く気付いていませんでした。
そして破局を迎えるたびに、
「やっぱり、私は愛されない」という思い込みを強化していたのです。