それってあなたの問題? 引き受け役から卒業する

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自分のことより、人のこと。になってない?

仕事、恋愛、夫婦、親子・・・自分の周りにいる悩みを抱えた友だち。
そんな友だちの姿を見ていて、すごく心配になるし、
何とかしてあげたいと思う。
そういう思いが湧いてくるのも自然なこと。

だからメールや電話、直接会って励ましたり、時にはアドバイスを伝えたり。

そうだよね。つらいよね。頭に来るよね。
こうしてみたら? ああしてみたらいいんじゃない?

「こうしてみたら?」「ああしてみたら?」ここまでは、自分の領域。
でも、実際に、「こうしてみる」「ああしてみる」は、相手の領域。

面倒見が良すぎる(おせっかいとも呼ばれるかも)人は、
「こうしてみたか?」「ああしてみたか?」まで踏み込み気味。
自分のアドバイス通りに相手が行動してないことに、不快な気持ちになり、
「だから、言ってるでしょ!私の言ったとおりにすればいいのに!」って
さらに強く自分のアドバイスを相手に推す(押すって方が近いのかも)。

相手からしたら最初は”アドバイス”のように感じたのに、次第に”指示”されているような気持ち。
相手にとっても不快感。

こうなると二人の関係もギクシャクしてくる。

自分のアドバイス通りに相手が動いてくれないと、
イヤな気分になることが多いなら、

Q:それって、誰の課題? 誰の問題?

こんなふうに自分自身に聴いてみよう。

悩んでいるのは相手。
だからアドバイスに従うか否かも相手の選択。
そもそもその悩みを解決したいのか、したくないのかも
相手の選択なのだ。
相談のようで、実はグチだけ聴いてもらえればいい人だっている。

お世話することで、人の役に立つことで、
何を手に入れたいんだろう

役に立つ人、親切な人と思われる自分?(人から認められる自分)
役に立ったと思える自分?(自分で認められる自分)
誰かと繋がっている自分?(孤独じゃない自分)

一見、思いやり、親切心に見えるけど、心の奥には、
自分にとっての「利」があるのかもしれない。

Q:それは、誰の問題ですか?

もし、あなたのしたアドバイスを相手が選択しなくて、そのことで
あなたが不愉快な気持ちになるのなら、
こんな質問を自分にしてみてください。

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