意識を向けるものは、拡大する
オプラ・ウインフリー(アメリカの司会者)

最近、小さな文字にルーペが欠かせなくなってきました。
見えないのよね~困るわ~。
と、グチはさておき、
上の写真をご覧ください。
さあ、これは何の写真でしょう? 写真の中に何が見えますか?
そして、最後にこんな質問を。
「写真の中で一番、目に留まる場所はどこですか?」
この質問にあなたは何と答えますか?
私を含め、おそらく多くの方が写真の左側にある
「一つだけはまっていないピース」に目がいくのではないでしょうか?
ではその、「一つだけはまっていないピース」を無視して、
別の場所に意識を向けてみましょう。
どうでしょう? 無視することは可能でしょうか?
そんなことを言われると、かえって「はまっていないピース」に
ますます意識が向いてしまうことはないでしょうか?
私たち人間の心理には、
「特定の何かを意識し始めると、
それに関連する情報が自然と目に留まりやすくなる」という特徴があります。
先ほどの「はまっていないパズルのピース」のように、
気になってしょうがない。 という具合。
これを「カラーバス効果」と呼びます。
逆に言えば、意識しないと多くのものを見過ごしているということ。
何度も同じ道を運転しているのに、
帰りはバッチリだけど、行きは迷ってばかり・・・という経験はありませんか?
これが何を意味するかというと・・・
自分が何に意識を向けるかで、人生が大きく変わる ということ。
人生を振り返ってみて、
望んでいないのに、同じような不本意なパターンを何度も体験していたとしたら、
そのとき、あなたは何を考えていましたか?
仕事のミスが続いていたなら、
「どうして、私はミスばかりするんだろう・・・」
ミスした自分を責め続けてはいなかったでしょうか?
そうなると、「また、失敗するんじゃないか」とびくびくして、
それがミスを生み出すこともあります。
職場の人間関係で悩みが続いていたなら、
「どうしてあの人はいつも○○なんだろう・・・」
相手のイヤなところばかりに意識を向けてはいなかったでしょうか?
そうなると、相手をどんどん嫌いになってきますよね?
ああ・・・私、あるあるだわ・・・
何に意識を向けるのか?
どんな一日にしたいですか?
どんな気持ちを感じていたいですか?
どんな友人関係を持ちたいですか?
どんな人生にしたいですか?
そして、そのためにできることはなんでしょう?