イラ~ッとしたとき、どうする?
どんな時に、その瞬間「イラ~ッ」とする?
朝のラッシュアワー。
駅に近づき電車がブレーキを掛けたら、隣の人が私にもたれかかってきて、
思わず倒れそうになった。
イラ~ッ!!! ふつふつと湧いてくる怒り。
どうしてつり革にちゃんとつかまらないのよ!!
自分の身体なんだから、自分で制御しなさいよ!!
怒りに任せ、思いっきり押し返していた若かりしころの私(苦笑;)
「やられたら、やりかえす」意気込みはすごくて、
何とかして相手を懲らしめてやりたいと電車に揺られながら、
“ちょっとした復讐”の機会を狙っておりました。
けれど、「人を呪わば、穴二つ」とは上手く言ったもので、
押し返すなどやり返した直後は「やった!」という気になりますが、
やはりず~~っと嫌な気持ちは消えることはなく・・・
結局、私はこのことに気づいたのでした。
自分のイラ~ッの面倒は自分でみることが必要。
イラ~ッは、自分で起こしているものじゃなくて、
自然と起こってくるものだから、止められない。
じゃあ、どうするか?
イラ~ッとしたら、そこから距離を置く。
これに挑戦しました。
どうやって距離を置くか。それは「イラ~ッ」の度合いを測ること。
0(ゼロ)を穏やかな状態、MAXを100として、
「今、感じているイラ~ッは何パーセントくらい?」
自分に聴いてみるのです。
う~ん、今のは80%かな(私の中はかなり怒っている)
50%くらいかも(怒っているけれど、爆発寸前ではない)
こうすることで、自分の感情を客観的に見るもうひとりの自分ができて、
高ぶっていた感情が少し落ち着いて、
怒りに任せての“ちょっとした復讐劇”もしなくなりました。
何より、これに気づいたのが、大きな収穫。
・私はどんなときにイラ~ッ(怒り)を感じるのか(パターン)
そのうち、怒りだけでなく他の感情にもこの%(度合い)をつけるように。
怒りと一緒で、やはりパターンはありますな。
感情に揺さぶられて、しんどかったり、
私のように“ちょっとした復讐”を企てたくなったら、
感じてる「感情」を数値にしてみるのもいいかもしれません。
自分の基準でいいのです。MAX100の状態は。
私の場合、不思議と、
「イラ~ッは、自分で起こしているものじゃなくて、
自然と起こってくるものだから、止められない。」
と思っていたら、イラ~ッの度合いが小さくなってきました。
Q:その感情は0からMAX100とすると、何パーセントですか?