日々是好日

Movie 「私に会うための1600キロ」自分を見つめる旅。

パシフィック・クレスト・トレイル。
それはアメリカ西海岸1600キロを横断する旅。

「わたしに会うまでの1600キロ」は3か月をかけてこの道を踏破した
一人のアメリカ人女性の自叙伝、
『Wild: From Lost to Found on the Pacific Crest Trail』を元にした映画。

私、やっぱりロードムービーが大好きなんだな。
観てるだけで旅してる気分♪

主人公シェリルを演じるのはリース・ウィザースプーン。
「キューティブロンド」でのアイドル的イメージしかなかった彼女が、これまた化粧気なしの、
体当たりの演技を見せてくれてる。

大好きなお母さんの死によって自暴自棄になった
主人公シェリル。
心にぽっかり空いた穴を埋めるかのように、不倫に走り、
ドラッグにおぼれ。夫婦生活も破綻してしまう。

ふと立ち寄った本屋でシェリルは「PCT(パシフィック・クレスト・トレイル。)」の本を目にする。
そして何かに導かれるように、自分の人生をリセットするための、ロングトレイルの旅に出る。

私に会うための1600キロ

 

私に会うための1600キロ

それまで山歩きなどしたことのないシェリル。最初からびっくりするくらいラフな格好!

ショートパンツにサイズの合わない靴・・・出発してすぐにそれを悔やむことになった。

合わない靴をがけから脱ぎ捨て、新しい靴を買い、パンパンなリュックの中身も捨てて、
身軽になってまた歩き始める。

道中、幾度かの危険や人の優しさに触れながら、大自然の中で刻々と変わっていくシェリルの表情。

旅の始まりのとき、彼女はこんなことを言っていた。

「この旅は、母の望んでいた私に戻るための旅」

そして旅の終着点「BRIDGE OF GODS(神々の橋)」。そこで語られたのはその後の彼女。
4年後に再びこの橋を訪れ、結婚し、子どもが生まれ、新しい人生が動き出したのです。

アメリカの広大な自然は優しさも厳しさも全てを与えてくれる。一人旅だけど、一人じゃない。

ノーメークのリースの表情が美しくて、見とれてしまった。

「私は過去を受け入れる、後悔はしない、もし時が戻っても・・・きっと同じ事をするだろう」

旅の終わりに彼女が見つけたものは、誰かのための私じゃなく、ありのままの私。

偉大なる自然に抱かれた一人の女性の心の旅。
ぜひ、ご賞味ください。

 

 

 

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