日々是好日

Movie「The Way」息子の遺灰を抱いて巡礼に出た父の物語

この映画、単館上映の作品だったけど、本当に素敵な映画だった。

「The Way」(邦題:星の旅人たち)

監督:エミリオ・エステヴェス
主演:マーティン・シーン

エミリオ・エステヴェス。久しぶりだ!
私と同年代なら「セント・エルモス・ファイヤー」の ”カービー”
弁護士を目指すウエイターを演じていた。
マーティン・シーンはエミリオの実の父。
何でもお父さんのことをとても尊敬していて、
この映画は「父を主役に」の強い思いで撮ったらしい。

物語のベースになるのがキリスト教巡礼地
「サンティアゴ・デ・コンポステーラ」

ローマ、エルサレムと共にキリスト今日の三大聖地
「サンティアゴ」(スペイン)
聖地サンティアゴまでの巡礼路の一つフランス・ピレネー山脈を
越えるところから物語は始まる。

主人公トム(眼科医)に息子ダニエル(エミリオ)が亡くなったという知らせ。
サンティアゴへの巡礼を始めたばかりのピレネー山脈で嵐に遭遇したとのこと。

トムは息子の遺灰と遺品を受け取りに巡礼地へ。
受け取ったら帰国しようと考えていたのですが・・・
何と!トム自身が巡礼の旅に出発するのです。

というのもトムとダニエルの間には大きな溝があって、
トムにとっては40歳を超えてフラフラしてる(と思っている)ダニエルのことが
全く理解できない。

息子が何を思い、何を考えていたのか。それを知りたいって思ったのね。
「あなたには無理」と警察官に止められながらもトムはスペインを目指して歩きだす。

道中の景色が素晴らしい!800キロの道のりを2時間のフィルムに収めるのは
到底無理だけど、それでも農村の緑豊かな大地や、「いつから建ってるの?」
と思うような古い町並みがいっぱい! 大きなスクリーンで見たら、
これだけで旅行してるような気分♪

そして、一人で歩き始めたトムでしたが、旅の途中にそれぞれ出会う3人と
成り行きで仲間となります。

ラストシーンのトムを見て、笑ってしまった!

ネタバレになっちゃうからストーリーはおしまい(*^^*)

巡礼って聞くと、戒律厳しくとてもツライもの。っていうイメージがあったんだけど
この映画の中では、ワインは飲むし、たばこは吸うし。
祖国で許されてるのかマリファナまで。

そして行く先々、泊まる先々での新しい出会い。
次の朝には”さようなら”のまさに一期一会。
800キロは体力的にキツイ距離だけど、歩くことを楽しみ、出会うことを楽しみ、
食べること飲むことだって楽しんでる。何て素敵な巡礼だろう!

私が巡礼に興味を持ったのはこの映画から。
足腰が元気なうちに、私も挑戦したい! サンティアゴへの巡礼。

サンティアゴへの巡礼

 

 

 

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