こんにちは。
「ノー!」と言えるあなたを創る専門家、メンタルトレーナ かおりです。
今日は「わたし、こんな人でした!」の巻。
20代半ばくらいのころの私は、”五月蠅い”って言葉がぴったりでした。
飲み会には必ず参加。大騒ぎして、週末は朝帰りなんてことも。
席を回っては、「さあさ、飲みなせえ~」とガンガンお酒ついでました。
「ノリが良くて、元気なとっつきやすい子」って
思われたかったんですね。
私自身はお酒、全然強くないのに、注がれたら飲まなくちゃ!と
がんばって飲んで。
(気持ち悪い・・・)異変か起こると、こっそりトイレに行って、
今までのもの、全て放出しておりました。(ちゃんと流してますよぉ)
黙っていてはいけないような気がして、がんばっちゃう
楽しませなくてはいけないような気がして、がんばっちゃう
がんばらないと、なんかそこに居づらい気がして、がんばっちゃう
ハイテンション、留まることのないマシンガントークでした。
酒席もお開きになり・・・いつもやっていたことがこちら。
「ちょいと、風に吹かれてきま~す!」 他のみんなとさようなら。
一人になりたかったんです。だって、気を遣わなくて済むから。
楽なんですよ。一人で帰る方が。
みんなと別れて、少し時間をおいて、そして一人乗る電車。
もうぐったり! でも、ほっとしてる。
無理して明るく振舞って、無理して場を盛り上げて、
その反動が帰り路にどどっと湧いてくるのです。
疲れた・・・私、何やってんだろう??
一人は寂しいからみんなと一緒がいい。
でも、なぜか疲れてしまう。
帰り道は一人の寂しさと、なぜかほっとしてる自分がいました。
大勢の中で、静かにいることが怖かった私。
仲間に入れないことが怖かった私。
だから無理して、別人格を演じる。
今ではそんな自分はすっかり影を潜めて、
黙って人の話を聴いている私がいます。
無理してしゃべるの、イヤだもん。
たまに、何だか心がソワソワしてきたら
(ああ・・・わたし、今、静かにしてることに不安に感じてるんだ)
って、自分の中に湧いている気持ちを見つめてる。
自分がどう見られているか? それほど気にならなくなったから。
無理しなくなったのです。
明るく元気なわたしも、静かで口数のすくないわたしも
ときに、ど~んと落ち込むわたしも
全部、わたしだからです。
「そのころの私って、どんなふうに見えた?」って、
20代のころからの友に聞いてみると
「ハイテンションでついていけないよ~。うるさかったね~。」
と一言。
ハハハ;;。